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2002年、台湾の南東洋上に浮かぶ2つの離島で、台湾の写真家の協力とともに写真プログラムを行ないました。その一つは台東県の緑島。かつて刑務所の地として知られていましたが、温泉とダイビングの島に生まれ変わりました。3月、島の小学生約160名が参加し、新しい時代に向けて変化の時にある今を記録、また、不遇にもかつて政治犯として島の刑務所生活を余儀無くされた年配の人たちや、写真家、警察官、教師等の大人たちも一緒に撮影。そして、4月に台北で写真展を開催、子どもたちと大人たちの作品をあわせて飾り、台湾のマスコミをはじめ大きな評判を呼びました。
7月、同じく台東県の離れ島、蘭嶼(ランユウ)島で写真プログラムを実施。蘭嶼島は、伝統とアイデンティティーを強く受け継いできたタウ(ヤミ)族の島として知られています。同年10月東京で写真展を開催。日本の50年にわたる統治の歴史を背景に、台湾の文化の多様性と、新しい時代に向けて変化の時にある日本の<隣人>の今の姿を、離れ島の子どものまなざしを通して発信、好評をえました。

※子どもたちの作品から


日本での写真展
ワンダーアイズ写真展「島からの風from台湾〜緑島とランユウ島」
会期:2002年10月16日〜10月27日
会場:JCIIクラブ25 千代田区一番町25JCIIビル
主催:中華民國台湾台東県政府文化局、布農文教基會(財)、巴魯巴藝術工作坊
企画:ワンダーアイズプロジェクト実行委員会
協力:緑島國民小學校、緑島公館國民小學校、蘭嶼島朗島國民小學校、日本カメラ博物館、駐日台北経済文化代表處
特別後援:中華民國台湾行政院文化建設委員會
協賛:中華航空公司
プロデュース:倉持悟郎、揚孟哲
ディレクション:永武ひかる+山口和美
特別協賛:コニカ株式会社
展示内容:台湾の子どもたち170名の写真220点 永武ひかる写真20点

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