2003年7-8月、南米ブラジルで子どもたちとワンダーアイズプロジェクトの写真プログラムを行なった。北東部セアラ州の漁村プライーニャ・ヂ・カント・ヴェルヂ、日本人が移住したことで知られるパラ州トメアスー(アマゾンのアグロフォレストリーでも注目されている)、ブラジルの中央部で発展をとげている新しいトカンチンス州の州都パルマス、同州の先住民インディオの3グループ(カラジャー、クラオー、シェレンチ)、スラムで芸術活動を行っているリオ・デ・ジャネイロの子どもたち、合計112名が、インスタントカメラを使って、各々の世界を自由に写した。純粋な視点と感性がとらえた人生や社会のヒトコマの数々が集まると、多様なブラジルの未来への奥行きを感じられるような印象があった(永武ひかる)。
リオ・デ・ジャネイロ Rio de Janeiro ※写真の下は撮影当時の年齢と名前
リオ・デ・ジャネイロ Rio de Janeiro、 及び、パルマス Palmas ※写真の下は撮影当時の年齢と名前
トカンチンス州の先住民族(カラジャー族、クラオー族、シェレンチ族) Karajás, Kurahô, Xerente - Tocantins
セアラ州の漁村 プライニャ・カント・ヴェルジ Prainha Canto Verde - Ceará
トメアスー(パラ州) Tome-Açu - Pará
※ブラジルの子どもたちが2003年に写真を写したプロジェクトについては、こちら をご覧ください