長い紛争が続いた後、21世紀になって最初にできた国、東ティモール。2000年、町は瓦礫だらけ、耳にしたのは人間の残虐な行為の数々でしたが、子どもたちの目はきらきらと輝いていた。これこそが未来の宝物と思えた。そこで、レンズ付きフィルイム100個を持参して、100人の子どもたちが写真を写すワークショップを試みた(これがワンダーアイズプロジェクトの第1回目となりました)。主都のディリ、東端の村トゥトゥアラ、南西部国境の町スアイの3カ所で、7歳から15歳までの子どもたち101人が参加。みんなカメラを手にするのは初めて。つつましい暮らしながら、いきいきと生きる姿が写しだされた(永武ひかる)
*2000年 東ティモール子どもたちがレンズ付きフィルムで写した写真から ※写真の下は撮影当時の年齢と名前
※東ティモールの子どもたちが写真を写したプロジェクトについては、こちら をご覧ください