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「みつけたぞ!」一人がカエルを手にすると、みんなが駆け寄り、ぼくも、わたしも、と手にとってパチリ。ロシアの極東、沿海地方のバラバーシュ村。2008年、春が訪れる頃、WWFと協力して、学校の子どもたちと写真教室を行なった。ここの森に住んでいるアムールヒョウは、森林火災や伐採、密猟、えさとなる動物の減少などが原因で、絶滅が心配されている(記/永武ひかる・写真家)。
※アムールヒョウは野生の生息数わずか30頭前後。木材の伐採や森林火災、開発事業によるすみかの森の減少や、密猟などが原因だが、日本もそうした木材生産や開発の恩恵と無縁ではありません。そして極東ロシアは、新潟など日本から飛行機で1時間半という<隣の国>。極東ロシアの子どもたちとの写真プログラムには、7-16歳、合計120名が参加、自由に写すと感性豊かな作品が多くあった。
*2008年 極東ロシアの子どもたちが写した写真から ※写真の下に撮影者の名前と当時の年齢
極東ロシアの子どもたちが2008年に写真を写したプロジェクトについては、こちら をご覧ください