2015年ブラジルのリオで行なったワークショップと関連写真展
写真展 “Conexões de Olhares (Connection of eyes)
2015年3月3日 - 5月3日
＠共和国博物館 ガーデン - リオデジャネイロ・ブラジル
リオの団体と協力をして、リオのスラムの子どもたちとワンダーアイズプロジェクト写真ワークショップを行ない、その子どもたちが写した写真作品が、リオで大規模な写真展として披露されました（リオの団体FIRJAN主催・ワンダーアイズプロジェクト協力）。
2015年はリオ市ができてから450周年。このタイミングに、写真展“Conexões de Olhares (Connection of eyes)として、リオ中心部にある、由緒ある共和国博物館の庭園で開催。
2013年にFIRJANのSESI-Citizenshipと協力して、リオの12のスラム（コミュニティー）の子どもたちと写真ワークショップを行なった、その成果ともいえる展示。187名の子どもたちが写した写真からのハイライト。一つのサイズが2メートル強もある大きなキューブに大きく引き伸された写真が52点（このほか参加者全員の作品も小サイズで展示）。
会場となった共和国ガーデンは、亜熱帯の樹木が木陰を作り、市民が行き交う都会のオアシス。入場無料で毎日オープン。写真展はリオのメディアにも大きく取り上げられ、子どもたちもコミュニティーのスタッフも大喜び。由緒ある場所で自分たちの作品が公に展示され、子どもたちも誇らしげ。会場を訪れた子どもたちからポジティブな言葉と目の輝きが印象的でした。
（＊写真展inリオのミニビデオ）
「見て〜、わたしが写した写真！」大きくなった作品に大喜び
「あ〜、あいつが写ってる〜！」展示を見に来た子どもたちも大騒ぎ
写された人も写真と同じ格好でポーズをしたり、お父さんも子どもの作品に感激。
ブラジルの首都はかつてはリオだった（現在のブラジリアに移る1960年まで）。
当時の大統領官邸が今では共和国博物館になっている。
写真展の展示会場は、この歴史ある博物館のガーデン。
入場無料で毎日一般開放されている憩いスポット。
写真の展示では、
リオの子どもたちが写した写真と、
詩人とのコラボレーションも。
…… 太陽、青空、山並み。自然がビルに映し出されて450年……
…… 逆立ちすると、地面が青空だよ ……
写真展は、リオのテレビ、新聞やラジオなど、リオの主要なメディアで紹介された
写真ワークショップ & キッズ写真交流 in リオデジャネイロ 2015 March
リオの団体FIRJANと協力して、リオデジャネイロの子どもたちと写真ワークショップを行ないました（機材協力：キヤノン・ド・ブラジル、キヤノン株式会社）。
・2015年3月9日＠リオのコミュニティ・プラゼーレス
リオのスラムの一つ、プラゼーレスで、子どもたちと写真ワークショップ開催しました。2014年に新しくオープンした、FIRJANのSESI-Citizenshipによる子ども向けの図書館。そこを拠点に小中学生の20名近くが参加して、カメラを手に声をあげて思いのままに写しました。友だちの笑顔、リオの町並み、コミュニティの壁を彩るグラフィティ……。
写した写真はコミュニティーセンターでもミニ展示。
・2015年3月10日＠リオの小学校 escola SESI-ジャカレパグア
2016年リオ・オリンピックが開かれるエリアの一つジャカレパグア。SESI学校で写真ワークショップを行ないました。小学４年生の２クラスが思い思いに撮影。校内のマンゴなどの木々や亜熱帯の花々、さらに自撮りのポートレートも。スマホの時代になっても、すぐれたデジカメを手に歓声があがりました。それから東京の小学生にとの写真交流も。港区立港陽小学校３年生からの写真カードを受け取り興味しんしん。その交換に写した写真にメッセージをつけて仕上げました（その交換は下記へ）。
写真交流 - リオと東京の小学生 2015 March
2015年3月、東京とリオの小学生の写真交流を橋渡し。東京のお台場、港陽小学校３年生からの写真カードを、リオのジャカラパグア、SESI学校の小学４年生に届けました。リオでは新学期が始まったばかりのフレッシュ４年生たち。リオの小学生は、その交換に写真を写してメッセージを添えた。そのカードを、東京の港陽小のみなさんに手渡しました。興味しんしんに受け取りました。終業式直前、３年生は４月に同じ４年生になります。
リオの子どもたちからの写真カード。それぞれが写した写真の中から、各自で選んだ。写真はセルフィーだったり、トロピカルな花だったり。
「ぼくはアニメが大好き」とか、「わたしは花が好き」など、ポルトガル語のメッセージには簡単な和訳をつけました。